カナダ一治安の悪い交差点にあるフォトスタジオで働く日本人の業務日誌


by canadianman

016 リフレッシュ

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おしゃれな黒人男性が来た。
DVDのコピーと数枚のプリントで8ドル50セント。
「えっと、これに消費税がかかるから・・・」
「待て。俺は消費税払わんぞ。俺は毎回通ってる特別なお客だぞ。ユノー?」
そのとき、色々な人を見てきたこの2つの眼が彼の真意を見抜いた。このお客は貧乏でまけろと言っているのではない、私は特別だと優遇して欲しいだけだ。
「いいですよ!分かりました。」
笑顔でまけてあげた。(ちなみに消費税は13%!)
おつりを渡そうとすると、
「おつりはとっときな。お前風邪引いてるみたいだしなぁ。じゃあなブロ(兄弟)!」
かっかっこいい~!

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黒人フォトグラファートーシンが来た。
「ワッサップ!」
今日も彼の写真をプリントできて嬉しい。

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ビジネスマンが2人来た。
黒のスーツをピシッと着ていかにもやり手だ。
名刺に入れる写真を撮りたいとのこと。
値段の交渉が始まった。
こうこうこうで・・・
いやこうこうで・・・
メガネをかけた若い方のビジネスマンが会社に電話している。
「ごめん、やっぱ名刺印刷してくれる印刷屋にお願いするよ。うちの会社貧乏でね~涙。」
めっちゃ気合入れてたのにがっかり。

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婚活中の女性が結婚相手募集中の本に載せるための写真を撮りに来た。

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ジャメイカンのさんちゃんが踊りながら入ってきた。
こないだバックアップしたDVDディスクにちゃんとデータが入っているかの確認だった。
携帯の着うたでレゲエをかけながらノリノリで歌っている。
今日はすごくご機嫌のようだ。
5ドル分の写真をプリント。
そしてさんちゃん、
「これこれ!私の孫!」
ええええ~!あんたおばあちゃんかい!
毎週クラブで踊りまくってるおばあちゃん。
ジャメイカンは超ファンキー。
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by canadianman | 2010-01-18 22:28 | 業務日誌